介護する側にも人によっていろいろな違いがある

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介護する側にも人によっていろいろな違いがある

私は、とある病院でリハビリをしている人たちの手助けをする役割を担っている看護師である。
看護師ではあるが、介護士の資格も持っており、月に2度ほど、病院の許可を取って、介護のアルバイトというか、もともと、働いていた現場で手伝いをしている。私の仕事やアルバイトは、やはり、年配の方と接することも多く、普段から介護という言葉についてあれこれと考えさせられる。
もし、自分が介護を受ける立場になったらどうなるのだろうか。とか、介護をされている側の気持ちとはどのようなものだろうかなどということを考えることが多かった。
しかし、逆に介護をしている側の意見というものはどうなのだろうかということも最近はよく考えるようになった。介護する立場というのは、私のようにお金をもらって介護をする側と家族の面倒を見る場合などお金をもらわないで介護をする側とが存在する。
お金をもらっている人の中には、正直、いやいややっている人も少なくない。私の職場やアルバイト先でも愚痴を言う人は少なくない。確かに大変な仕事なので、多少の愚痴が出てしまうのは仕方のないことかも出ない。
しかし、私のように介護の仕事が好きでやっている人も大勢いるというのは事実である。それに比べると、家族などを介護している立場の人はその多くが希望もしていないのに介護をしなければならないという状況になってしまったという人が多い。そのような人たちは介護を仕事と割り切れるわけではないので、精神的に追い込まれていく人も少なくはないだろう。このような人たちの心のケアは本当に必要だと思う。

 

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