何をやっても報われない現実
自宅の放れには、家族のいない叔母が住んでいました。
玄関先で転んだのをきっかけに骨折し、入院し、治りも遅く、自宅に帰って来たのは半年後でした。
叔母は体は元気になり帰ってきましたが、以前の様に元気に動き回る事は出来ません。殆ど、ベットの上での生活となりました。
そして、何よりも最大の問題は、半年間の入院生活で、ボケが始まってしまったのです。
家族のいない叔母を見るのは放れに住む私達になりました。
そこからは、今迄の生活とは一変し、叔母を中心とした生活に変化しました。
毎朝、叔母の食事する時間には、私が叔母の食事を準備しました。
昼は母が仕事から抜け出してきて、夜は、母か私が準備をする。
残業も叔母の食事の都合で行なったり、飲みに行く事も出来なくなりました。
今迄自由にしていた私としては、何よりも誰かに拘束されて動かなければならないという事が苦痛でしかたありませんでした。
怪我をした事で動きは鈍い物の、下の失敗の世話が出てしまったり、臭いがキツクなったりと、潔癖の自分には耐えられないものでした。
元々放れに住んでいただけなので、そんなに話しをする事も無かった私達は、叔母は母には違いましたが、私の事は分からず、汚い言葉で罵ったり馬頭された事も多々ありました。
本人はボケが始まって分かっておらず、そんな事を言っているんだと自分に言い聞かせながらも、精神的には追い込まれて行きます。
自由は無くなり、イヤな事は言われ、汚い処理を行う。
正直、大切でもない人を身よりがいないからと家族で面倒を見るのは苦痛でしかたありませんでしたし、あまりに酷い事を言われる時は、殺してしまおうかと思っていた事もありました。
そんな中、私達を救ったのはディケアのサービスでした。
ずっと空が無く、入れなかったディケアにお昼だけでも通う様になったおかげで、週末には自分達の時間が少しだけでも持てる様になりました。
お泊りに行く事が出来た時は夜も自由な時間が出来、苦しい事が多かった分、ディケアの存在は私達にとって大きな支えとなりました。
本当に大変でしたね。私の祖母も入院中にベッドから落ちて骨折。その後自由にあることができず、入院が伸びてしまったことを思い出しました。
それに加え認知症も患ってしまったのですね。たしかに家族ですべてを補おうとすると無理がたたり、家族全体がおかしくなってしまうことがあると思います。
そんな時はやっぱりデイケアのサービスを受けるのが一番ですよね。そうすることにより心に余裕ができてくると思います。
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