介護の苦労は親族みんなで背負う事が大切
うちの家系は長生きの人が多いので、私は曾祖母、祖父、祖母と3人の介護を体験してきました。
介護していて一番感じた事は、要介護者が寝たきり状態もしくは半寝たきり状態になった時に、介護する人が出来る限り大勢いないといけないという事です。
曾祖母の時には、祖母と父、母、姉、私といった風にみんなで介護していたのでそう大変ではなかったのですが、祖父や祖母の時には介護はとても大変でした。
祖父は全盲だったのですが、足腰は丈夫でした。
それで目が見えない退屈さを紛らしたり精神的な不安を紛らすために、頻繁に病院に通っていました。
通院理由はただの便秘や不眠といったものでしたが、やはり目が見える老人に比べると、目が見えない老人は何も楽しみがなくなるので、病院通いぐらしかやる事がなかったみたいです。
その通院は90%は母、10%は父が行っていたのですが、何しろ病院も待ち時間が長いので送迎だけでも大変なものでした。
盲人なので常に側についていないといけないといった事もあったようです。
その次は祖母の番ですが、祖母は腰が曲がっていて歩行困難だったので、トイレやお風呂に入れる作業が大変だったので介護のヘルパーさんを雇っていました。
でもお風呂は介護のヘルパーさんでも大丈夫だったのですが、トイレのフォローやおむつ替え、介護食作りといった作業はほとんど母が行っていました。
寝たきり老人になると床ずれになりやすいので、父は1日2時間ぐらいかけながら熱心に祖母の体をマッサージしてあげたり、お風呂に入っていない日に熱いタオルで拭いてあげていました。
介護していて一番思ったのが、お風呂とトイレのフォローです。
一応家中には、介護用の手すりを付けて、お風呂の中にも介護用の椅子や手すりを付けて、介護用のポータブルトイレも用意していたのですが、それでも要介護者は一人ではお風呂もトイレも出来ないので、1日中トイレの世話ばかりするといった日々が続いていました。
足腰の弱い老人をお風呂に入れる際には、介護のコツがあるみたいです。
こういった介護も本当は、祖父母の実の子供の叔父さんや叔母さんも参加すると良いのですが、絶対にそれだけはしたくなかったみたいでその点がとても残念でした。
介護とはこういった親や祖父母といった親族のために一体どれだけ自分が愛情を注いで尽くせるのか?といった人間の本質的な心が試される機会なので、私はこれから母の介護が始まったら、出来る限り自分の力で手助けしていきたいと思いました。
>> 介護職員初任者研修について詳しく解説しています。 <<
一括して資料請求ができるサイトをご紹介します。
介護職員初任者研修の学費は最大でなんと約9万5千円もの開きが・・・(最安値はなんと26,852円~)
ちょっと調べただけでもスクールでの費用差がなんと最大9万5千円もありました。
費用だけで割り切って決めるのもよいとは思いますが、やっぱりちゃんとアフターケアしてくれるスクールがよいと思います。各スクールに1件、1件資料請求するのは大変なので、便利な一括資料請求を使ってきた資料を見て決めるのがよいですよ。
ここで紹介する介護・福祉・医療に特化した専門サイト。年間10万人の方が利用しているマンモスサイト。それだけいろいろなスクールの情報をゲットできますよ。しかも2分足らずの時間で申し込みができちゃいます。もちろん無料ですよ!!
資料請求後、通いたいスクールが見つかったら必ず見学してくださいね。短期間といってもスタッフなどの対応がいまいちだとモチベーションあがりませんから・・・
関連ページ
- 何をやっても報われない現実
- 玄関先で転んだのをきっかけに骨折し、入院し、治りも遅く、自宅に帰って来たのは半年後でした。
- 辛くても経験しておくべき介護
- 以前祖父の介護を少しだけ行っていた時期がありました。それまでずっと老々介護を行っていた祖母が突然病に倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまったため
- 認知症で落ち着かない高齢者には一緒に童謡を歌う。
- 認知症の高齢者を介護していると、いろいろな段階で、本人が落ち着かなくなる時があります。それは認知症初期の場合もあるし、もっと進んで子供の顔も分からなくなり、
- 負担が大きい介護生活を乗り切るために
- 実母の介護をして五年が経ちます。 現在は90歳近い高齢です。 我が家で引き取る前は父と二人暮らしをしていた母ですが、父も母も足腰などいろいろなところが弱くなっており、何度も倒れて救急車で運ばれたこともあります。
- パートで働くために取得した介護職員初任者研修
- 子供が大きくなり、パートを探そうと思い始めたころ、できれば、何か資格を取って、働きたいと思うようになりました。
しかし、ずっと専業主婦だった私です。 - 意外と筆記試験の多かった介護職員初任者研修講座
- 私は当時不妊治療を受けていましたが、体力的に辛くて正社員を続けることが出来なくなってしまいました。何か資格を取得しようと思ったところ、
- 介護職員初任者研修で世の中の役に立てる人に
- なぜなら、私の父は、脳梗塞を患い、半身不随になってしまった要介護者だったので、
- 以前に取得した資格。。。役立てている?
- 高校在学中に卒業後活かせる資格を取得しようと思い、友達と共にホームヘルパー2級を取ることにしました。
- 介護職員初任者研修の資格を取得して
- 介護関係の資格の中でも、短期間で比較的取得しやすいのが介護職員初任者研修の資格です。
- ホームヘルパー2級取得まで
- 自分は福祉とは全く関係の無い大学に在籍していて就職活動が厳しく、どこの会社も内定が決まらないし半分人生を諦めた感じでいてました
- 私が介護職員初任者研修の資格を取得した理由
- 介護職員初任者研修の資格を取得して介護の現場で働こうと考えたのは、祖母が寝たきりになったことが私がヘルパーを目指す最初のきっかけでした
- 介護職を兼業するつもりで勉強しました。
- 現在は在宅で、ライター兼WEBデザイナーを営んでいる身ですが、介護職も並行して行っていこうと思っていたので、介護職員初任者研修をうけました
- 介護職員初任者研修の資格取得体験記
- 私は現在、訪問介護のヘルパーをしていますが今まで全く介護の仕事に興味がなかったのですが66歳になる母が転倒事故で左足を骨折し
- いざという時家族の介護にも役立つ介護職員初任者研修
- 私が介護職員初任者研修の資格を取得しようと思ったきっかけは、祖母の介護を手伝った時に思うようにできなかったことがあったからです。
- 脳梗塞患者の介護について
- こうして文字で書くと、たった1行ですが、本当に長い年月を家族で一生懸命介護しました。
- 車椅子用のトイレ
- 80過ぎの夫の姉と出かける時 車椅子を車に摘んで行くようにしています。車椅子に義姉が座って 夫やわたしが押すことも もちろんありますが
- 痴呆症以外は健康体。しかし、徘徊が始まったら
- 家族に痴呆症の介護者を持った友人から聞いたお話です。痴呆症になったのは、彼の祖父です。
- 母に尊敬します
- 私の父は次男ですが、祖父母は長男のお嫁さんには何かと頼みづらいようで、何かある事に私の母に頼っているのを見てきました
- 介護する側にも人によっていろいろな違いがある
- 私は、とある病院でリハビリをしている人たちの手助けをする役割を担っている看護師である。
- 介護と便秘問題
- 父が戦時中の話しをしてくれた中に、食べる者が草のようなものばかりであった為、父の一番下の弟が便秘気味となったといいます。
- かわいかったおじいちゃんおばあちゃん
- あたしが介護を仕事にしていたのは今から10年くらい前。グループホーム勤務だったので軽い痴呆のおじいちゃんおばあちゃんの生活支援をしていました。
- 高級有料老人ホームの介護とサービスについて
- 私は有料老人ホームで働いていました。公的な施設ではなく、一般企業の運営する、いわゆる高級老人ホームです。
- 高齢者の排泄介助
- 私は介護の仕事を経験したことがあります。社会人になって初めてした仕事は看護助手でした。そ