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【介護用語集】必ず知っておきたい!厳選まとめ

アルファベット

◆AED(automated external defibrillator)
自動体外式細動器。速やかに対処しなければ死に至る不整脈に対して、電気刺激を与えて心臓の動きを正常に戻す機械。誰でも使えるように設計されており、駅や人の集まる場所に設置されている。

 

◆O157【おーいちごーなな】
腸管出血性大腸菌O157.
レバ刺し、井戸水から大規模な感染が出ており、生で食べるもの、加熱の不十分なものは菌に汚染される可能性がある。
O157の出すベロ毒素が溶血性尿毒症症候群(HUS)など死に至るような症状を引き起こす。

 

◆PL法 【ぴーえるほう】
製造物責任法。
製品の欠陥によって、生命、身体、財産に損害を被ったことを証明した場合、製造会社に損害賠償を求められる法律。

 

◆SARS 【servere acute respiratory syndrome】
サーズ。
重症急性呼吸器症候群。
新興感染症のひとつ。
SARSコロナウイルスへの感染で起こる。咳、発熱、呼吸困難などインフルエンザのような症状がでて、1割ほどが重症化する。

 

◆WHO 【World Health Organization】
世界保健機関。
1948年に設立された国連の専門機関で、すべての人々が健康であることを目的とし、災害時緊急対策や感染症対策などさまざまな活動を行っている。
本部はスイスのジュネーブ。

 

「あ行」の介護用語

「あ行」の介護用語

 

◆上がりかまち 【あがりかまち】
玄関の上がり口にある横木のこと。
上がりかまちの位置の高さが、高齢者には問題となる。

 

◆アシドーシス
血液のpH(ペーハー)は通常7.4だが、それより低下して酸性化に傾くこと。
代謝性と呼吸性があり、代謝性では吐き気など、呼吸性では頭痛などの症状がでる。

 

◆アテローム
皮膚にできる粉瘤(ふんりゅう)と呼ばれる袋状のしこり。
角質などが入っている。または、動脈硬化の原因になる血管の壁にできる粥腫(じゅくしゅ)の内容物。
コレステロール、血管の修復にかかわるマクロファージなどでできている。

 

◆アドボカシー
権利擁護。
知的障害者、認知症高齢者など自分の権利を自分で主張しにくい人のために、援助者が代理で権利やニーズの獲得を行うこと。

 

◆アドレナリン
副腎髄質から分泌されるホルモンのひとつで、敵から身を守らなければならないというような場面で血中に放出され、血圧、血糖値の上昇、心拍数を増加させる。

 

◆アレルギー表示 【あれるぎーひょうじ】
アレルギー成分が含まれていることの表示。
卵、牛乳、小麦、そば、落花生、エビ、カニのアレルギー成分について食品の包装に記載することが義務づけられている。

 

◆暗順応/明順応 【あんじゅんのう/めいじゅんのう】
明るいところから暗い映画館のなかなどに入った時に徐々に暗さに慣れ周りが見えるようになるのが暗順応、逆に暗いトンネルから外にでたときまぶしく感じるが1分以内には慣れるのが明順応。
高齢者ではこの機能が落ちて、順応に時間がかかるので、証明には注意が必要。

 

◆罨法 【あんぽう】
布などで患部を覆って冷やしたり、温めることで炎症を抑えたり、鎮静させる治療法。
医師の指示に従って行う。

 

◆移乗 【いじょう】
ベッドから車いす、トイレ、入浴など日常生活の中で行われる乗り移りの動作のこと。

 

◆一次救命処置 【いちじきゅうめいしょち】
心肺停止に陥った人にAEDや胸骨圧迫、人工呼吸を施すこと。
そばにいた人が誰でも行える。
まず通報し助けを呼び、呼吸を確認、AED、胸骨圧迫を行う。

 

◆易疲労性 【いひろうせい】
異常な疲れやすさ。
さまざまな病気の兆候にあげられる。
薬の副作用としてもある。

 

◆医療過誤 【いりょうかご】
医療事故(アクシデント)のなかで、診断の誤りやケアでの過失などにより患者に害を及ぼしたもの。
医療の専門性から法的責任についてはさまざまな議論がある。

 

◆医療ソーシャルワーカー 【いりょうそーしゃるわーかー】
メディカルスタッフとして、医療機関、介護老人保健施設、地域包括支援センターなどで、患者・家族の経済、社会、心理的な相談に応じ、社会復帰、在宅復帰の援助をする専門職。
略称はMSW。

 

◆医療保険制度 【いりょうほけんせいど】
日本は国民皆保険制度のもの、だれでも安心して高度な医療を受けられるような仕組みになっている。
健康保険、船員保険、共済組合、国民健康保険、後期高齢者医療制度からなる。

 

◆胃瘻 【いろう】
経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)など腹壁から胃壁に作られた孔をいう。
この孔に管を通し、経口的に食事が摂れない患者に水分や栄養剤を入れて栄養を補給する。

 

◆インシデント
ヒヤリ・ハットのように、重大な事故には至らなかったものの、その可能性があった事例。
インシデントを起こした人を責めるのではなく、その経験を検証することで、事故を引き起こさないための対策を立るために活用される。

 

◆陰性症状 【いんせいしょうじょう】
統合失調症で感情鈍麻(かんじょうどんま)、意欲の減退など通常より機能が低下している場合をいう。
認知症でも同じような症状に使われる言葉。

 

◆インフォームドコンセント
説明と同意を意味する。
医師から病状、選択できる治療法の長所・短所、治療効果などの説明を受け、患者が自分の責任において治療法を選択すること。

 

◆ウェルビーイング
良好な状態(well being)。
WHO憲法草案での健康の定義に用いられた言葉。病気があってもなくても、社会資源などの整備で豊かで良好な生活を送ることが求められる。

 

◆う歯 【うし】
齲歯(うし)と書く。
虫歯になった歯のこと。歯が口の中の細菌でう蝕されておこる。

 

◆う蝕 【うしょく】
齲蝕(うしょく)と書く。
虫歯のこと。
虫歯になった歯はう歯。

 

◆うっ血 【うっけつ】
静脈血が心臓に還りにくくなることで、臓器や全身にたまった状態。

 

◆うつ状態(抑うつ状態)【うつじょうたい(よくうつじょうたい)】
憂うつで元気がでず、なんもできない状態。喪失体験がきっかけになる場合や、精神病の症状として出る場合がある。

 

◆うつ熱 【うつねつ】
汗をかかないことなどで、体内に熱がこもってしまい、高熱を発する状態。

 

◆液体酸素 【えきたいさんそ】
在宅酸素療法(HOT)では、液体酸素、濃縮酸素のどちらかを選ぶ。
液体酸素装置は、電気代がかからず携帯用の子機がかるいという利点がある。

 

◆エコー(超音波)検査 【えこー(ちょうおんぱ)けんさ】
からだにプローブという超音波を出す器具を当て、その反射をとらえて臓器の形態や大きさなどをみる検査。
患者には痛みも被爆もなく、安全な検査とされている。

 

◆エネルギー代謝率 【えねるぎーたいしゃりつ】
運動時のエネルギーから安静時のエネルギーを引いた数値を基礎代謝エネルギーを割った値で、個人的な差を除いた運動(労作)の強さの指標となる。

 

◆エビデンス
証拠、根拠のこと。
介護の手技にも、科学的な根拠のあることが求められるようになった。

 

◆円座 【えんざ】
ドーナツパッド。
褥瘡(じょくそう)予防のために使われるが、かえって悪化を招くことがあるので最近は使われない傾向にある。

 

◆エンゼルケア
死後のケア。
死後硬直が始まる前に行われるからだ全体の清拭、体腔への脱脂綿詰め、手を合わせて組ませるなどのケア処置。ご本人の宗教や家族の気持ちを尊重して行う。

 

◆円背 【えんぱい】
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)で背骨が変形し、背中が丸くなった状態。

 

◆エンパワーメント
人やグループが自分たちのもつ潜在能力を知り、意思決定や問題解決ができるように力を得ること、または力を引き出すこと。

 

◆黄疸 【おうだん】
肝臓、胆嚢(たんのう)に異常があり、ビリルビンという物質が増加して肌の色が黄色くなり症状。
眼球の白い部分が黄色くなってからわかることがある。

 

◆悪寒 【おかん】
寒け。
ふるえを伴った寒けを悪寒戦慄(おかんせんりつ)ともいう。
熱の出始めに生じることが多く、高熱になってしまうとやむ。

 

◆悪心 【おしん】
吐き気。嘔気(おうき)ともいう。

 

◆オトガイ
頤(おとがい)と書く。
下顎(かがく)のこと。または、あご先。

 

「か行」の介護用語

「か行」の介護用語

 

◆介護給付 【かいごきゅうふ】
介護保険で、要介護者が、サービスを利用する際にサービス費として支給されれるもの。
居宅介護サービス費、地域密着型介護サービス費、施設サービス費のほか、福祉用具購入費、特例居宅介護サービス費などがある。

 

◆介護記録 【かいごきろく】
介護職員が介護内容、利用者の状態を記録するもの。
利用者への理解度を高めるため、利用者の継続的で一貫した介護のため、また介護はチームで行われるので情報共有などを目的として作成されている。

 

◆介護認定審査会 【かいごにんていしんさかい】
保険・医療・福祉の専門家で構成され、要介護認定の審査と判定を行う市町村が設置する機関。

 

◆介護保険 【かいごほけん】
高齢者を社会全体で支える社会保険方式の仕組み。
それいぜんの措置制度ではなく、利用者がサービスを選択でき、応益負担を特徴とする。

 

◆介護保険三施設 【かいごほけんさんしせつ】
特別養護老人ホーム(特養)とよばれる介護老人福祉施設、老健とよばれる介護老人保健施設、医療機関である介護療養型医療施設の3つ

 

◆介護老人福祉施設 【かいごろうじんふくししせつ】
老健ともいう。
在宅復帰をめざす要介護者が入所する施設。短期入所療養介護、通所リハビリステーション、訪問リハビリステーションも行う。

 

◆下顎呼吸 【かがくこきゅう】
死が近いときの呼吸。
息を吸おうと努力してあごを下げるような呼吸をする。

 

◆下気道 【かきどう】
上気道(じょうきどう)に対し、喉頭(こうとう)以下、期間、気管支、肺までをいう。

 

◆拡張期血圧 【かくちょうきけつあつ】
いわゆる"下"の血圧。
心臓が血液を全身に送り出した後に肺から血液が入ってきて膨らんだ(拡張)ときの血圧をいう。

 

◆ガーグルベーズン
うがい受け。
顔に沿うような形でカーブになっている。

 

◆ガス交換 【がすこうかん】
肺で外界から取り込んだ空気から酸素を取り入れ、体内の二酸化炭素(炭酸ガス)を空気中に排出する、酸素ガスと炭酸ガスを交換する働き。
肺の毛細血管で行われる。

 

◆画像診断 【がぞうしんだん】
レントゲン、CT、MRIなどの機器を使って、体内の様子を画像にして診断する検査。

 

◆喀血 【かっけつ】
肺、気管支からの出血を吐き出すことをいう。
咳とともに泡の混じった赤い血がでる。吐血は黒っぽい血になる。

 

◆カテーテル
血管や尿道などから体内に挿入するチューブ。風船のように膨らむバルーンカテーテルは、抜けにくい利点のある尿道留置カテーテルや、動脈を広げるような「治療に使われる。

 

◆カニューレ
体内に挿入するパイプ状の用具。チューブともいう。
気管に挿入する気管カニューレがよく使われる。

 

◆鴨居 【かもい】
障子やふすま、ドアなどの上の部分の横木のこと。

 

◆カリウム
元素記号K。
細胞内液に多く含まれる電解質成分で、細胞の浸透圧の維持、神経伝達にかかわる。

 

◆カルシウム
元素記号Ca。
骨や歯に99%あって骨格の維持のほか、生態や細胞の機能に関わる電解質成分。

 

◆カロリー
熱量の単位で、単位はcal。
水を1℃上げるのに必要な熱量をいう。
1,000cal=1kcalで、営業学においては1キロカロリーを1カロリーと呼ぶ。

 

◆眼窩 【がんか】
頭蓋骨にあいた眼球の納まる穴。

 

◆感覚器 【かんかくき】
外界からの光、音、におい、味など刺激を受け取る器官。
五感である視覚は眼、聴覚や平衡感覚は耳、嗅覚は鼻、味覚は舌、触覚は皮膚が担当する。

 

◆緩下剤 【かんげざい】
便秘の際に用いる、ゆるやかに便通を促す薬。

 

◆カンジダ
普段から人の性器や口の中にいる真菌の一種カンジダ・アルビカンスなどの免疫力の低下した人に感染して起こる。
口に発症すると鵞口瘡(がこうそう)と呼ばれ、口中に白い苔のようなものがつき、容易に取れない。

 

◆感情失禁 【かんじょうしっきん】
泣くほどでも笑うほどでもない事柄に対し、泣いたり笑ったりする現象。
認知症の周辺症状(BPSD)やうつなどの精神疾患でみられる。

 

◆関節軟骨 【かんせつなんこつ】
関節は2つの骨が連結する部位で、それぞれの骨の先を覆い、骨同士が直接ぶつかって損傷しないようにするのが間接軟骨。
長年使うことで摩耗して、変形性関節症に発展することもある。

 

◆関節リュウマチ 【かんせつりゅうまち】
膠原病(こうべんびょう)のひとつ。
女性の発症が多く、症状として朝のこわばり感が出現する。全身のあらゆる関節が順に炎症を起こし、関節の変形、運動障害を起こす。

 

◆感染症 【かんせんしょう】
伝染病ともいう。
細菌やウイルスなどの病原体が体内に入り、病気を引き起こす。

 

◆感染症法 【かんせんしょうほう】
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」のこと。
主な感染症を5分類している。

 

◆含嗽 【がんそう】
うがいのこと

 

◆鑑別診断 【かんべつしんだん】
ある症状が出ているときに、考えられる疾患を除外していき、診断を確定すること。

 

◆緘黙 【かんもく】
器質的な障害がないのにしゃべらない状態。
抗精神病薬の副作用である悪性症候群の症状のひとつ。

 

◆還流 【かんりゅう】
体内の循環で、血流やリンパ液が抹消から心臓に還ること。

 

◆既往歴/既往症 【きおうれき/きおうしょう】
その人がこれまでにかかった病気のこと。

 

◆気管支 【きかんし】
器官が左右二つの肺に分岐するところから始まり、肺に入ってどんどん分岐を重ね細くなり、肺胞で終わるまでの部分。

 

◆気管内挿管 【きかんないそうかん】
緊急に気道確保をする場合や手術時などに口からチューブを入れ、人工的に換気すること。

 

◆利き手交換 【ききてこうかん】
脳卒中(のうそっちゅう)や外傷などで利き手が使えなくなった場合に、使えるほうの手で字を書いたり、実用できるようにすること。

 

◆起居動作 【ききょどうさ】
仰臥位(ぎょうがい)から起き上がり、立つまでの一連の動作。
ADLの自立の基本となる。

 

◆起座呼吸 【きざこきゅう】
呼吸困難が起こったときに、仰臥位(ぎょうがい)よりも座って上体を起こしたほうが楽になる呼吸。

 

◆基礎代謝量 【きそたいしゃりょう】
精神的・肉体的に安静な状態で生命維持のために消費されるエネルギー量のことで、成人は1日1,200?1,500kcalだといわれる。

 

◆吃音 【きつおん】
言葉が円滑にでなかったり、無音が続いたりする言語障害

 

◆気道確保 【きどうかくほ】
緊急時、呼吸を維持するために軌道がふさがらないようにすること。
まず、あご先を上げ後頭部を下げ後屈する。エアウェイという器具を使うこともある。

 

◆記銘力 【きめいりょく】
新しく物事を覚えること。短期記憶。認知症では、記銘力の障害が起こる。

 

◆ギャッチベッド
頭側と足側が上げ下げできるベッド。
名称はアメリカ人医師ギャッチにちなむ。

 

◆キャリア
保菌者。
体内に病原菌を持っているが、病気が発症していない人。ほかの人にうつす可能性をもつ。

 

◆吸引 【きゅういん】
吸引器を使って痰(たん)や分泌物を吸い出すこと。

 

◆吸気 【きゅうき】
呼吸のうち、息を吸い込むこと。

 

◆仰臥位 【ぎょうがい】
あおむけに寝た体勢のこと。横向きは側臥位(そくがい)という。

 

◆共感 【きょうかん】
コミュニケーション技術のひとつで、対象者の心のなかの状態を体験的に理解することで、表面的な理解とは全く異なる理解ができる。

 

◆強直 【きょうちょく】
関節が固まってしまうこと。リウマチなどでみられる。

 

◆虚血性心疾患【きょけつせいしんしっかん】
狭心症、心筋梗塞など、心臓自体に酸素や栄養を供給する冠動脈(かんどうみゃく)が詰まったりして障害が起こる病態像。

 

◆起立性低血圧 【きりつせいていけつあつ】
急に立ち上がった時に血液が心臓より下の臓器にたまり、立ちくらみ、めまい、動悸、失神などの症状が出る。
高齢者では薬の作用によることもある。

 

◆近位/遠位 【きんい/えんい】
からだの中心から近いほうのことを近位、遠いほうを遠位という。
たとえば、大腿骨の腰側は近位、膝側は遠位。

 

◆筋固縮 【きんこしゅく】
パーキンソン病でみられる筋肉の動きの固さ

 

◆筋電図検査 【きんでんずけんさ】
まひや筋力の低下の原因を探る検査。電極針を筋肉に刺す方法と電極を貼る方法がある。
略称はEMG。

 

◆屈曲/伸展 【くっきょく/しんてん】
関節を曲げることを屈曲、伸ばすことを伸展という。

 

◆くも膜下出血 【くもまくかしゅっけつ】
脳を守る硬膜、くも膜、軟膜の3枚の髄膜(ずいまく)のうち、くも膜と軟膜の間に出血が生じる疾患。急激で初めて体験するようなひどい頭痛が最初の兆候となることが多い。
早急な対応が必要である。

 

◆グリーフケア
大切な人を亡くした人々への支援のこと。

 

◆クーリングオフ制度 【くーりんぐおふせいど】
訪問販売や割賦販売などでの契約後、ある一定の期間に限り、無条件で契約解除ができる制度。

 

◆訓練等給付 【くんれんとうきゅうふ】
障害者自立支援法における自立支援システムで、自立訓練、終了以降支援、終了継続支援、共同生活援助を行うサービス。

 

◆ケア
高齢や障害により自立して生活をすることが困難な人に対し、介護、お世話することをいう。

 

◆経管栄養 【けいかんえいよう】
経口的に食事がとれない場合に鼻や胃に管を通して栄養を補給する方法。
胃に管を通す場合は手術により胃瘻(いろう)をつくる。

 

◆経口感染 【けいこうかんせん】
口から病原体のついた食物を摂取することでの感染。
細菌による食中毒やA型肝炎などの感染形態。

 

◆経口ブドウ糖負荷試験 【けいこうぶどうとうふかしけん】
75gOGTTという。主に糖尿病を診断するときに行われる検査。
空腹時の血糖値、75gのぶどう糖を飲んで1時間後、2時間後の血糖値を測る

 

◆痙性麻痺 【けいせいまひ】
脳卒中の初期に起こる後遺症で、筋肉が緊張して固まった状態。硬縮(こうしゅく)につながる。

 

◆傾眠 【けいみん】
刺激をすると目を覚ますが、放っておくと眠り込んでしまう状態。
意識障害や睡眠障害で起こる。

 

◆痙攣 【けいれん】
ひきつけのように、筋肉の不随意的な収縮が発作的に起こること。

 

◆血液一般検査 【けつえきいっぱんけんさ】
採血をして、赤血球、白血球、血小板の数などを調べ、機能に異常がないかをみる検査

 

◆血液検査 【けつえきけんさ】
採血をして、血液からからだの状態を調べる検査。
血液一般検査、血液凝固検査、血液生化学検査、腫瘍マーカーなどがある。

 

◆血液生化学検査 【けつえきせいかがくけんさ】
採血をして、血液に含まれるさまざまな成分を科学的に分析して異常がないかを見る検査。
肝機能、腎機能、脂質代謝、電解質などを調べる。

 

◆血腫 【けっしゅ】
内出血した血液が固まったもの。
転んだときに頭を打って起こる硬膜外・硬膜下血腫などがある。

 

◆血清【けっせい】
血液を試験管などに入れ放置したときに、沈殿した赤い血球成分の上澄みにできるうす黄色の液体成分。
血漿(けっしょう)から線維素原と凝固因子を除いたもの。

 

◆血痰 【けったん】
血の混じった痰。
呼吸系の疾患が疑われる。

 

◆血便 【けつべん】
目で見て赤い血が付着しているかまじっている便。
大腸の肛門に近いところからの出血の場合が多い。

 

◆ケリーパッド
ベッドに寝たままで洗髪ができるゴム製の用具。

 

◆幻覚【げんかく】
脳の疾患、精神的な障害、薬物中毒などでみられる。あるはずのないものを見たりする。

 

◆倦怠感 【けんたいかん】
だるさのこと。身の置きどころがないなどと表現される。
病気や薬の副作用が原因のことがある。

 

◆現病歴 【げんびょうれき】
いまかかっている疾患が、いつどのようにして始まり、どのような経過をたどっているかということ。

 

◆後期高齢者【こうきこうれいしゃ】
75歳以上の高齢者をいう。
後期高齢者医療制度の対象。

 

◆合計特殊出生率 【ごうけいとくしゅしゅっせいりつ】
一人の女性が一生のうちに産む子どもの数の平均。
現在の日本では、低迷が続いている。

 

◆拘縮 【こうしゅく】
関節が固まって可動域が制限されること。
生活不活発病などで動かさないことにより拘縮がすすむ。

 

◆甲状腺【こうじょうせん】
首の中央にある蝶が羽を広げたような形の内分泌腺。
表面に上皮小体(副甲状腺)といわれる別の働きをする内分泌腺がある。

 

◆抗酸化作用 【こうさんかさよう】
ホメオスタシス(恒常性 こうじょうせい)を乱し、老化、動脈硬化、がんなどを引き起こす物質である活性酸素に働きかけ、体を守る作用。

 

◆抗体【こうたい】
体内に抗原が侵入したことにより、からだが作り出す物質。
これが体内にあるかどうかをみることで、アレルギーや病気の感染がわかる。

 

◆叩打法 【こうだほう】
タッピングのこと。
痰(たん)を出しやすくするために、背中などを叩き、胸壁に振動を与える方法。

 

◆高たんぱく食 【こうたんぱくしょく】
タンパク質の補給を目的とした食事。
熱傷や骨折などンいよるたんぱく質代謝亢進(こうしん)状態や、肝硬変やネフローゼ症候群などによる低たんぱく血症の際に取る。

 

◆巧緻動作 【こうちどうさ】
物をつまむ、ボタンをかける、箸を使う、書くなど、筋肉をコントロールして初めてできる細かい動作。
作業療法の訓練になる。

 

◆公的年金制度【こうてきねんきんせいど】
国民階年金制度のこと。高齢年金、遺族年金、障害年金の3つがある。
働く世代が高齢者世代を支える世代間扶助を特徴とする。

 

◆喉頭蓋 【こうとうがい】
気管と食道の間にあり、飲食物が喉頭を通過するときに気管に入り込まないように働く蓋。

 

◆口内炎【こうないえん】
口腔粘膜に円形の白い潰瘍ができるもの。
1週間ほどで治るが、一度に何度もできることがあり、痛みも強いので食欲に影響する。

 

◆股関節 【こかんせつ】
骨盤をつくる左右の寛骨と大腿骨をつなぐ関節。
骨臼のくぼみに大腿骨が入り込んでいる。転倒により骨折することが多い。

 

◆小刻み歩行 【こきざみほこう】
パーキンソン病の症状で、歩幅が狭く足をひきずったような歩き方。

 

◆呼吸器 【こきゅうき】
鼻、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、気管、気管支、肺からなり、ガス交換の役目をする。

 

◆国民皆年金制度
すべての国民が国民年金制度に強制加入し、基礎年金給付を受ける制度。

 

◆50音表 【ごじゅうおんひょう】
コミュニケーション障害のある人が、”あかさたな”の50音が書かれているボードを指で指す。
目で追うなどとして会話をする用具

 

◆個人情報の保護【こじんじょうほうのほご】
2005年に個人情報保護法が施工され、職業上知り得た個人の情報を許可なく漏らすことが禁じられている。

 

◆5W1H 【ごだぶるーいちえいち】
情報、報告書の作成、連絡の場面での伝達を適切に行うためのポイント
①いつ(When)
②どこで(Where)
③誰が(Who)
④なぜ(Why)
⑤何を(What)
⑥どのように(How)
のこと。

 

◆鼓脹【こちょう】
腹部膨満感と同様、おなかにガスが異常に発生する状態。
薬の副作用の場合もある。

 

◆骨折 【こっせつ】
骨が折れた状態。
屈曲骨折、圧迫骨折、粉砕骨折、解放骨折などに分類される。

 

◆骨粗鬆症 【こつそしょうしょう】
骨量、骨密度が減少した状態。
閉経後の女性での発症が多く、軽度の力によって骨折しやすい状態となる。

 

◆骨盤【こつばん】
腰の骨。
左右の寛骨、仙骨、尾骨が靭帯(じんたい)で固く結ぶついて骨盤を作る。

 

◆骨密度【こつみつど】
骨塩量。骨の成分であるミネラルの単位面積当たりの量。
70%以下で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といわれる。

 

◆こむらがえり
足がつること。腓(こむら)とはふくらはぎのことで、寝ている間や運動後に腓腹筋が痙攣(けいれん)することが多い。
脱水が原因のこともある。

 

◆コレクティブハウジング
高齢者住宅で、キッチン、トイレ、浴室のついた居室と食堂などの共有スペースをもつ居住スタイル。

 

◆昏睡【こんすい】
意識障害の最重症のもの。
痛み刺激を与えてもまったく目をあけない。外傷、心臓発作、脳卒中(のうそっちゅう)発作、糖尿病での昏睡などさまざま。

 

◆再興感染症【さいこうかんせんしょう】
一時抑圧されたが、再び流行し始めている感染症。
結核が代表的。他に、百日咳、マラリア、ペストなどがある。

 

◆細胞診【ざいぼうしん】
細胞が、悪性か良性かをみるために、注射針で吸引したり、外科的に組織を調べる検査。

 

「さ行」の介護用語

「さ行」の介護用語

 

◆細胞診【ざいぼうしん】
細胞が、悪性か良性かをみるために、注射針で吸引したり、外科的に組織を調べる検査。

 

◆作話 【さくわ】
記憶のないことに対して作り話をするが、それがあたかも本当のように思い込んでしまうこと。
認知症の人に場合によくある。

 

◆サステイナブル
持続可能であるさま。
将来の環境や次世代の利益を損なわない範囲で社会発展をすすめようとする理念。

こんな言葉初めて知りました。でも大事ですね。次世代の利益を損なわない範囲での社会発展。
環境問題もそうですが、我々は今の子供たちが安心そして安全な環境を作り残してあげないといけませんね。

 

◆サニタリー
キッチンを除く水まわりのこと。
洗面所、浴室、トイレなど。

 

◆サービス利用票【さーびすりようひょう】
1か月に利用した介護保険サービス内容や時間を記録したもので、介護サービス事業者から利用者に提供される。

 

◆サマリー
看護要約。患者の基本情報、病名、療養に必要な看護情報などを要約した書類。
入院、退院、転院の際に、家族や次の受け入れ先(病院、施設など)に提出される。

 

◆坐薬【ざやく】
肛門、膣から入れる薬。

 

◆白湯【さゆ】
一度沸騰させたも湯をさましたもの。ゆざましともいう。

 

◆三動作歩行【さんどうさほこう】
自立度が低い人が杖を使って、常に杖と1脚の2点で姿勢を保持しながら歩く安定感のある歩行。

 

◆ジェノグラム
家族図のこと。
家族員の年齢、続柄、学歴など、さまざまな家族員の情報をひとつの図にしたもの。

 

◆支援制度【しえんせいど】
身体障害者および知的障害者がサービスを選択し事業者と契約するシステム。
市町村から支援費の支給を受ける。

 

◆耳介【じかい】
耳の穴より外側の部分。
耳は、耳介、外耳、中耳、内耳からなる。

 

◆ジギタリス
強心薬。ジコキシン、ラニラピッドなどの商品がある。
副作用は、不整脈、嘔吐(おうと)など。草花のジギタリスは猛毒があり、古くから薬用につかわれてきた。

 

◆止血【しけつ】
出血を止めること。
軽い出血の場合は、まず出血部位を確認sに、傷口が横れていたら流水で洗い流したの後、ガーゼなどで出血部位を圧迫する。

 

◆事故報告書【じこほうこくしょ】
介護保険利用者の事故が発生した時に、事業者が市区町村に提出する報告書。
事故の概要を正確、簡潔に記載する。家族への連絡も迅速に行う。

 

◆自殺企図/自殺念慮【じさつきと/じさつねんりょ】
心理状態のひとつで、自分のことを殺したくなる状態。
自分への攻撃、逃避、抗議が主な原因とされる。

 

◆脂質【ししつ】
脂肪のこと。コレステロール、中性脂肪、リン脂肪、遊離脂肪酸など。
血液中の脂質の量が異常になった状態を脂質異常症という。

 

◆自助具【じじょぐ】
障がいがあっても残存機能を活かし、なるべく自分で日常生活動作ができるように工夫された用具。

 

◆自助グループ【じじょぐるーぷ】
健康増進のための勉強や行動をともに行うグループ

 

◆耳朶【じだ】
耳たぶのこと。止血検査を行う時には耳朶を切開し、止血時間を計測する。

 

◆市中肺炎【しちゅうはいえん】
施設や病院内で流行する院内感染症としての肺炎に対して、それ以外の場所で感染し発症する肺炎のことをいう。

 

◆失禁【しっきん】
尿や便が漏れてしまうこと。また感情失禁は脳卒中(のうそっちゅう)後遺症や認知症で、怒りや悲しみの感情が普通より激しく出る状態。

 

◆失語症【しつごしょう】
脳の障害により、言語の理解および話すことが障害された状態。
知能障害、精神障害によるものは除外される。

 

◆実施評価表【じっしひょうかひょう】
介護実施後に計画どおり支援ができたか、目標は達成できたか、方法はよかったかなどについて利用者の反応から評価して記入する書類のこと。

 

◆湿疹【しっしん】
皮膚にできる炎症。
皮膚が弱く乾燥しがちな高齢者がなりやすい老人性湿疹では保湿を心がける。
免疫力、体力の低下した人は真菌による脂漏性湿疹にもかかりやすくなる。

 

◆指定介護療養医療施設【していかいごようりょういりょうしせつ】
都道府県知事から指定を受け、基準に達した病院・診療所。
2018年3月に廃止予定。

 

◆指定介護老人福祉施設【していかいごろうじんふくししせつ】
老人福祉施設の一つ。介護保険での施設サービスを提供できる。

 

◆自動採尿器【じどうさいにょうき】
尿を自動的に吸引できる用具。尿意があったときに自分で採尿部分を当てて吸引することができる。

 

◆障害者基本法【しょうがいしゃきほんほう】
障害者の自立や社会参加の支援を目的に、その基本理念を定め、国・地方自治体の責務を明確にした法律。

 

◆障害受容過程 【しょうがいじゅようかてい】
事故や疾病などで障害を負った人が、その障害を受け入れ、新たに生活を気づいていくまでの過程。
ショック→回復への期待→悲観→防御→適応(コーンの障害受容過程)などさまざまな考え方がある。

 

◆消化器【しょうかき】
消化吸収に関与する臓器で、口、食道から肛門まで、および肝臓、膵臓を指す。

 

◆償還払い【しょうかんばらい】
介護保険制度において、最初に利用者がサービス費をサービス提供事業者に全額支払い、後から市町村に請求して払い戻しをするシステム。

 

◆小規模多機能型居宅介護【しょうきぼきのうがたきょたくかいご】
高齢者が住み慣れた地域で長く居宅生活ができるようにするため、登録した利用者に通所、ショートステイ、訪問介護を行う。
登録定員は25人以下。

 

◆上肢/下肢 【じょうし/かし】
上肢は四肢のうち、上半身の手、腕のこと。下半身の脚、足は下肢。

 

◆情動【じょうどう】
怒り、悲しみ、喜び、驚きなど、何らかの反応として現れる一過性の感情のこと。

 

◆死の三徴候【しのさんちょうこう】
瞳孔反応停止、呼吸停止、心停止を死の三徴候として死の判定に用いられる。

 

◆死亡診断書【しぼうしんだんしょ】
医師法に定められた様式で医師が書く患者の死亡を確認する書類。

 

◆死亡届【しぼうとどけ】
死亡診断書または死体検案書とともに人が死亡したことを7日以内に居住市区町村役場へ届ける書類のこと。

 

◆社会福祉基礎構造改革【しゃかいふくしきそこうぞうかいかく】
変化する福祉需要に対するために行われる改革。
社会福祉の量の拡大、社会福祉の質の向上。、福祉援助を受けるため立場の人の権利確保が基本理念である。

 

◆シャワーチェア
入浴の際に使ういす。キャリーがついていて、段差がなければ、ベッドから座ったままで浴室に移動できるタイプのいすもある。

 

◆収縮期血圧【しゅうしゅくきけつあつ】
いわゆる”上”の血圧。心臓から血液が拍出されたときに血管にかかる圧力のこと。

 

◆住宅改修費【じゅうたくかいしゅうひ】
介護保険サービスのひとつ。高齢者が住宅で安全に自立した生活を送れるように、手すりの取り付けや段差などの解消など住宅の改修をするために支給される。

 

◆羞恥心【しゅうちしん】
恥ずかしいと感じること。排泄のケアでは羞恥心に配慮する。

 

◆常道行動【じょうどうこうどう】
認知症の周辺症状(BPSD)のひとつで、同じ動作をし続けること。不安、ストレスからのことが多い。

 

◆賞味期限【しょうみきげん】
缶詰やスナック菓子など冷蔵または常温で保存が利く食品に記載されているもので、おいしく食べられる期限をいう。
日本農林規格(JAS)法と食品衛生法によって定義されており、主に長期期間衛生的に保存できる加工食品に用いられる。

 

◆静脈【じょうみゃく】
二酸化炭素を多く含む血液を心臓に運ぶための血管。
動脈より太く、ところどころに弁があり、血液を心臓に還しやすくしている。例外的に肺静脈には酸素の豊富な動脈血が流れる。
手の甲などに青く浮き出ている血管が静脈。

 

◆上腕【じょうわん】
腕の肩から肘までの部位。上腕二頭筋は腕を屈曲するときに働き、力こぶになる。上腕三頭筋は伸展するときに働く。

 

◆初回訪問時記録【しょかいほうもんじきろく】
初回の訪問時に病歴、家族構成、介護状況、家屋の状況、ADL、サービス利用状況を記録する。

 

◆食間薬【しょくかんやく】
胃のなかが空っぽになる食後2時間ぐらいに服用する薬。
胃粘膜保護剤や漢方薬などで食間に飲むものもがある。

 

◆食生活指針【しょくせいかつししん】
厚生労働省が国民一人ひとりの食生活改善の指針として策定したもの。
「食事を楽しむ」「食事のリズムから健やかな生活のリズムを」「主食、主菜、副菜を基本に食事バランスを」「ご飯などの穀類をしっかりと」「野菜・果物、牛乳・乳製品、豆、魚なども組み合わせて」「食塩・脂肪は控えめに」などが挙げられている。

 

◆褥瘡【じょくそう】
皮膚の一部が継続的に圧迫されることで循環障害が発生し、皮膚と皮膚組織が壊死(えし)する状態。

 

◆食中毒【しょくちゅうどく】
細菌やウィルスにより引き起こされ腹痛、嘔吐(おうと)、下痢(時には血便)を症状とする胃腸炎をいう。
周りに同じ症状の人がいないかを確認し、感染を広げない対策をとる。

 

◆食品成分表【しょくひんせいぶんひょう】
正式には日本食品標準成分表といい、日常的に食べられている食品中の栄養素の標準的な数値を記載したもの。
可食部100g当たりの栄養素が示されている。

 

◆食品表示【しょくひんひょうじ】
国民の健康生活の改善を目的に食品に表示されるもので、食品衛生法、JAS法などに規定されている。
食品の名称、原材料(調味料、食品添加物を含む)、消費期限、保存方法、製造者名が一覧表になっている。

 

◆食物残渣【しょくもつざんさ】
口のなかに残った食物のかすのこと。
高齢者の場合、咀嚼力(そしゃく)の低下や嚥下力(えんげ)が弱くなることが原因で残る。

 

◆ショートステイ
介護保険サービスのひとつ。30日までの短期入所のこと。短期間入所することで、家族の介護負担の軽減になり、本人も機能訓練などをうけることによって相互にリフレッシュできる。

 

◆処方薬【しょほうやく】
市販薬と違い、医師が診察し、処方する薬。医師用医薬品。

 

◆自立支援医療【じりつしえんいりょう】
自立支援給付のひとつ。身体障害者手帳をもつ人と児童、精神疾患で通院している人を対象に、医療費の自己負担額を公費で負担し軽減する制度。

 

◆自立支援給付【じりつしえんきゅうふ】
介護給付、訓練給付、自立支援医療等、補装具が含まれ、国、都道府県、市町村が費用負担する。

 

◆シルバーサービス
民間の事業者が行う高齢者対象の事業。在宅サービス、住宅、福祉用具、余暇活動などがある。

 

◆心エコー【しんえこー】
胸部にプローブを当て心臓の大きさや弁の動きなどを知る検査。エコーは超音波のこと。

 

◆心気【しんき】
気持ち、心持ちのこと。自分が病気ではないかと心配するノイローゼを心気症という。

 

◆神経系【しんけいけい】
中枢神経(脳、脊髄)と末梢神経からなる。

 

◆新興感染症【しんこうかんせんしょう】
かつては知らされていなかったが、この20年間で新しく認識された感染症。エイズ、SARS、鳥インフルエンザ、腸管出血性大腸菌感染症などがある。

 

◆人工喉頭【じんこうこうとう】
喉頭(こうとう)がんなどで、声が出せなくなった際の発声法には食堂式と人工喉頭を使うものとがある。
人工喉頭には、電気式と笛式がある。日常生活具として助成がある。

 

◆進行性核上性麻痺【しんこうせいかくじょうせいまひ】
特定疾患。難病で、小脳などの脳の特定の部位の神経細胞に障害が生じ、眼球運動の障害、認知症、歩行障害などが生じる。

 

◆身上監護【しんじょうかんご】
認知症高齢者、知的障害者、精神障害者などの判断能力の不十分な人の生活の安定と人権擁護のため、成年後見制度など法律的な助言、相談支援を行うこと。

 

◆心身症【しんしんしょう】
発症や経過に心理的な要因が関係しているが、からだの機能や器質的な障害が起こり身体症状を呈している疾患。

 

◆振戦【しんせん】
ふるえ。パーキンソン病の症状でもある。

 

◆心臓マッサージ【しんぞうまっさーじ】
心臓が止まっている人に対し、胸骨を圧迫することで、心臓を刺激し、動きを復活させる方法。

 

◆身体障害者手帳【しんたいしょうがいしゃてちょう】
視覚障害、聴覚障害、平衡機能障害、音声言語機能障害、咀嚼(そしゃく)機能障害、肢体不自由、心臓機能障害、腎臓機能障害、呼吸器機能障害、膀胱(ぼうこう)直腸機能障害、小腸機能障害、免疫機能障害、エイズ、肝臓機能障害の人で、障害程度の等級表や基準に基づき障害認定を受けた者に発行される手帳。手帳の提示によりサービス等が受けられる。

 

◆身体障害者福祉法【しんたいしょうがいしゃふくしほう】
身体障害者の自立と就労の促進、身体障害者への福祉の増進を図ることを目的に制定された法律。

 

◆身体障害者補助犬【しんたいしょうがいしゃほじょけん】
身体障碍者補助犬法に定めている。盲導犬、介助犬、聴導犬。

 

◆心肺蘇生法【しんぱいそせいほう】
心臓が止まっている人に対し、心臓マッサージを行い、呼吸と心拍を取り戻す方法。

 

◆心拍数【しんぱくすう】
心臓が1分間に拍動する数。ふつうは60~80回。

 

◆随意筋【ずいいきん】
自分の意志で動く筋肉。骨格筋。

 

◆膵臓【すいぞう】
胃の裏側にある、膵液という消化酵素を出したり、インスリンなどのホルモンを分泌する器官。

 

◆水泡【すいほう】
水ぶくれのこと。湿疹ややけど、水虫などさまざまな原因で生じる。

 

◆吸い飲み【すいのみ】
寝たきり人がベッド上でこぼさずに液体を飲めるようにした用具。

 

◆スクイージング
肺理学療法といい、喘息(ぜんそく)などで痰(たん)がたまってしまった人のために、患者の呼吸に合わせて手で胸郭(きょうかく)を押し、痰を喀出(かくしゅつ)しやすくする手技。

 

◆スクリーニング
何らかの疾患の有無を検査によって振り分けること。

 

◆スタンダードプリコーション
標準予防策。すべてのケアにおいて、感染症がなくても、血液、体液、汗を除いた分泌物、排泄物、傷のある皮膚を感染の可能性のあるものと考え、手洗い、手袋の着用などの予防策をとること。

 

◆ストレッサー
体調不良、人間関係、仕事などのストレスのもとになっている事柄。

 

◆スポンジブラシ
口腔ケアで、歯ブラシが使えない人の歯や歯ぐきを掃除するときに使う。

 

◆スライドボード
寝たきりの人の体位変換を楽に介助するための板状の用具。

 

◆スロープ
段差のある所に据え付けて、段差を解消するための用具。

 

◆生活保護【せいかつほご】
資金や能力を活用してもなお生活に困窮する人に、必要最低限の生活を保障し、自立を促す制度。

 

◆生活保護法【せいかつほごほう】
生活困窮者(こんきゅうしゃ)の保護、最低限度の生活の保障、自立支援を目的に制定された。

 

◆性感染症【せいかんせんしょう】
性行為によって感染する。B型肝炎、アメーバ赤痢、エイズ、梅毒、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭(せんけい)コンジローマ、淋病などがある。
略称はSTD。

 

◆正常圧水頭症【せいじょうあつすいとうしょう】
脳脊髄液(のうせきずいえき)の流れが妨げられ、脳室に髄液がたまり、脳を圧迫することで、歩行障害、認知症、尿失禁が出る。

 

◆精神保健及び精神障障害者福祉に関する法律
精神障害者の社会復帰、自立、社会参加を目的にするとともに、福祉の向上を目指した法律。

 

◆成年後見制度【せいねんこうけんせいど】
認知症高齢者、知的障害者、精神障害者など、判断能力が不十分な人の後見人が財産管理、身上監護、権利擁護を本人に代わって行う制度。

 

◆生命倫理【せいめいりんり】
バイオエシックス。遺伝子工学、臓器移植、代理母出産など、医学の発展に伴い生じてきた生と死の問題を医学領域だけでなく社会の倫理的な見地から考えること。

 

◆セカンドオピニオン
診断、治療を自分で納得して選択するため、最初にかかった医師だけでなく、別の医師の意見も求める事。

 

◆脊髄【せきずい】
中枢神経のひとつで、背骨(脊椎(せきつい))のなかにあり、脳と末梢神経をつないでいる。

 

◆世帯【せたい】
同じ住居で生活を一緒に行う社会の最小単位のこと。近年は一人住まいが増えており、この場合単独世帯という。

 

◆赤血球【せっけっきゅう】
酸素と二酸化炭素を運ぶ血液の成分。中央が凹んだ円盤状の形をしており、ヘモグロビンを多く含む。

 

◆舌下錠【ぜっかじょう】
薬の効果を速やかに出すため、舌の下に入れて溶ける成分を粘膜から吸収する薬。
狭心症のニトログリセリンがある。咬んで飲み込んでしまうと吸収が遅れる。

 

◆舌根沈下【ぜっこんちか】
意識障害があるとき、口の筋肉がゆるんで舌の奥がのどに落ち込むこと。気道を塞いでしまう。

 

◆舌苔【ぜったい】
舌についた苔のようなもの。高齢者に多い脱水や口腔カンジダ症のような感染症などで起こる。黒いものや茶色いものある。

 

◆背抜き【せぬき】
移乗や体位の変換の際、背骨側の着衣を引っ張って、しわのないように整えること。褥瘡(じょくそう)の予防にもなる。

 

◆セルフケア
自分自身で健康管理を行うこと。

 

◆前期高齢者【ぜんきこうれいしゃ】
65歳以上を高齢者とするが、そのうち65~74歳までを前期高齢者という。

 

◆喘息【ぜんそく】
アレルギー性の小児喘息と非アレルギーせーの成人発症のものがある。
咳(せき)、痰(たん)、のどがゼーゼー、ヒューヒューいう喘鳴(ぜんめい)が症状で、ひどくなると呼吸困難になり、死の危険もあるので早めの対処が必要。

 

◆蠕動運動【ぜんどううんどう】
消化管(食道、胃、腸)がイモ虫のような動きをして食物、食塊を肛門の方向に向けて運んでいく運動。

 

◆喘鳴【ぜんめい】
呼吸するときに、のど奥でヒューヒュー、ゼロゼロと音がすること。喘息(ぜんそく)や呼吸器の病気で気道が狭くなったり、痰(たん)が貯留することでなる。

 

◆前腕【ぜんわん】
腕の肘と手首の間の部分。前腕には、小指側の尺骨(しゃっこつ)と、親指側の橈骨(とうこつ)がある。

 

◆爪床【そうしょう】
爪の下の部分の皮膚のこと。

 

◆爪肥厚【そうひこう】
爪が厚くなっている状態。爪白癬(つめはくせん)が原因のことが多い。足浴をして爪を柔らかくしてから切るようにする。

 

◆側臥位【そくがい】
横向きの体勢のこと。あおむけを仰臥位(ぎょうがい)という。

 

◆塞栓【そくせん】
血の塊、脂肪、空気、腫瘍の壊れたものが血管に詰まること。脳血栓や、肺血栓塞栓症など重大な事態になることがある。

 

◆咀嚼【そしゃく】
食べ物を歯で噛み砕き、舌で消化液である唾液と混ぜ合わせひと塊とする消化の最初の段階。

 

「た行」の介護用語

「た行」の介護用語

 

◆第一号被保険者【だいいちごうひほけんしゃ】
介護保険制度で市町村に居住する65歳以上の高齢者をいう。

 

◆体位変換【たいいへんかん】
自分で寝返りできない人の体位を介護者が変えること。
同じ体位で寝ていると褥瘡(じょくそう)や圧迫痛、内臓の機能低下などが起こりやすく、これを防ぐために最低2時間ごとに行う。

 

◆体幹【たいかん】
いわゆる胴体。身体のうち頭、上肢、下肢を除いた部分。

 

◆代謝【たいしゃ】
栄養素を化学反応で合成して細胞やからだの成分にしたり、分解エネルギーにするものと捨てる(排泄する)ものに分ける作用をいう。

 

◆大循環(体循環)【だいじゅんかん(たいじゅんかん)】
肺と心臓の間の循環である小循環(肺循環)に対し、心臓と全身の臓器・組織との循環をいう。

 

◆大腿骨【だいたいこつ】
ももの骨。人体で一番長い。近位では大腿骨骨頭(こっとう)に続く細くなっている部分なので、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の人の転倒などで折れやすい。

 

◆大腿骨頸部骨折【だいたいこつけいぶこっせつ】
大腿骨頸部は股関節で骨盤と連携している大腿骨骨頭(こっとう)に続く細くなっている部分なので、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の人の転倒などで倒れやすい。

 

◆大転子【だいてんし】
大腿骨の近位端(きんいたん)で大腿骨頸部と長い大腿骨体との境目の出っ張り。骨折しやすい。

 

◆多剤併用【たざいへいよう】
たくさんの薬の組み合わせで治療の効果を上げる方法。がんや結核などで行われる。

 

◆多尿【たにょう】
正常な時の尿量は1日1,000~2,000mL。3,000mL以上では多尿といれる。
原因は、尿崩症(にょうほうしょう)、シェーグレン症候群など。糖尿病でも多飲多尿になる。

 

◆多発性脳梗塞【たはつせいのうこうそく】
脳の小さな血管が詰まる、小さい穴という意味のラクナ梗塞がたくさん起こる。
認知症や、振戦(しんせん)、無動がみられるパーキンソン症候群などの症状がでる。

 

◆たんぱく質・エネルギー低栄養状態【たんぱくしつ・えねるぎーていえいようじょうたい】
いわゆる栄養失調。やせ、腹水、肝臓腫大(しゅだい)、免疫力低下などをきたす。アルブミン値が3.5g/dL以下が低たんぱく質状態を指す。
高齢者では食欲不振の原因が歯にあることもある。略称はPEM。

 

◆単独世帯【たんどくせたい】
単身世帯。一人だけの世帯。

 

◆チアノーゼ
唇など皮膚が青紫になること。もともと酸素含有量の少ない静脈血は青みがかっているが、動脈血も酸素欠乏することでチアノーゼになる。
呼吸器や循環器の異常が原因

 

◆地域生活支援事業【ちいきせいかつしえんじぎょう】
自立支援給付のひとつ、。相談支援、コミュニケーション支援、移動支援(ガイドヘルパー)、日常生活用具の給付・貸与などの事業。

 

◆地域リハビリテーション【ちいきりはびりすてーしょん】
高齢者や障害を持つ人が、住み慣れた地域でその人らしい生活がおくれるよう、保健、医療、福祉、ボランティア、住民を含めた生活にかかわるあらゆる人々や期間・組織が、リハビリテーションの立場から協力し合って行う活動。

 

◆チェーンストークス呼吸【ちぇーんすとーくすこきゅう】
異常な呼吸のひとつ。ゆっくり浅い呼吸、深い早い呼吸を繰り返したあと10秒~20秒の無呼吸になる。
高齢者では肺炎になることがある。

 

◆チームアプローチ
多職種連携ともいう。違うサービスを提供する業者がチームを組んで問題の解決のための活動をすること。
目標を業者間で共有することでサービスの質を高めることが可能になる。

 

◆チームケア
保健、医療、福祉などの専門家が協働してそれぞれの専門性を活かしながら問題の解決にあたること。

 

◆中性脂肪【ちゅうせいしぼう】
血液のなかにある脂質のひとつ。糖尿病、高血圧、心疾患のときに高くなる。正常値は50~150mg/dL。

 

◆中途覚醒【ちゅうとかくせい】
不眠症の症状のひとつ。睡眠中に起きてしまい、すぐ眠れない状態。

 

◆直腸【ちょくちょう】
大腸の最終部分で、肛門に便を押し出す。

 

◆鎮痛剤【ちんつうざい】
消炎鎮痛剤、解熱鎮痛剤など痛みをやわらげる薬。

 

◆杖【つえ】
歩行を補助する用具で、松葉杖、カナディアンクラッチ、ロフストランドクラッチ、多点杖など、その人にあったものを選ぶ。

 

◆つなぎ服【つなぎふく】
精神障害や認知症で脱衣やおむつ外しなどの行動障害がみられる患者に着せる服で、ホックやファスナーに工夫があり、外しにくくなっている。
身体拘束のひとつとして、施設では禁止されている。

 

◆爪切り【つめきり】
かつて介護職員は利用者の詰めを切ることができなかったが、厚生労働省の通知により行えるようになった。
高齢者の足の爪は巻くことが多いいので、切りすぎないよう注意して切る。

 

◆低血圧(症)【ていけつあつ(しょう)】
収縮期血圧が100mmH未満をいう。疲れやすさ、めまい、頭重感、動悸などさまざまな症状がでる。

 

◆ディスポーザブル
使い捨ての物品。感染を予防する。

 

◆手続き記憶
自転車の運転などからだで覚えている記憶。認知症の人でも、記憶していることが多いいので、その人ができることを探すときに考慮する。

 

◆動悸【どうき】
心悸亢進(しんきこうしん)ともいう。心臓がドキドキすること。心臓の病気や自律神経失調症、薬の副作用で起こる。

 

◆同行援護【どうこうえんご】
視覚障害者の移動支援。障害者自立支援法により、障害福祉サービスの自立支援給付費に定められた。

 

◆透析【とうせき】
腎不全で腎臓の機能が衰えた場合に、からだの外で腎臓の代わりをする器械を通して血液を浄化し、尿毒症を防ぐ療法。

 

◆疼痛【とうつう】
痛みのこと。がん性疼痛などの痛みをやわらげる治療を緩和治療、またはペインコントロールという。

 

◆導尿【どうにょう】
自力で排尿ができない場合に、チューブを使って尿を排泄する方法。介護職員にはできない行為だが、自己導尿で使用する物品を用意する、カテーテルを手渡すなどは介助できる。

 

◆動脈【どうみゃく】
心臓から出ている血管。ほとんどの場合酸素を多く含む動脈血が流れるが、肺動脈だけは静脈血が流れる。

 

◆動脈血ガス分析【どうみゃくけつがすぶんせき】
血液ガス分析ともいう。呼吸機能や循環機能を調べるため、動脈を流れる血液のなかに酸素や二酸化炭素がどの程度含まれるか、また血液のpH(ペーハー)などを調べる検査。
動脈で採血する。

 

◆動脈硬化【どうみゃくこうか】
動脈の壁にコレステロールがついてこぶができ、血管が硬くなり弾力性がなくなる状態。血管が詰まり、狭心症や心筋梗塞。脳卒中(のうそっちゅう)の原因となる。