介護職員初任者研修で世の中の役に立てる人に

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介護職員初任者研修を受けようと思ったのは、母の勧めでした。
なぜなら、私の父は、脳梗塞を患い、半身不随になってしまった要介護者だったので、
父への介護の経験をいかして、介護職員初任者研修を受けておいてはどうかと声をかけてくれました。
母自身は、この介護職員初任者研修を、父の担当のケアマネージャーさんが教えてもらったそうです。
結婚を機に、時間に余裕のあった私は、さっそくケアマネージャーさんに、
どうすれば、介護職員初任者研修が取れるのか聞いてみると、ニチイの教室を紹介してもらいました。
ニチイでの介護職員初任者研修は、週に１度、ニチイの教室に通い、介護における知識や、実践などを
講師に教えていただくスクーリングが計１６日間と、自宅学習、主にレポートの提出と、それらを終えると
いよいよ、デイサービスに１日研修と、介護施設への２日間の研修、そして、そのレポート提出で、
介護職員初任者研修の資格を得ることができるというものでした。
私が通った、教室では年齢も性別も様々で、同じ介護職員初任者研修の資格を目指すにも
いろいろな理由があり、そういった人たちとの交流もとても勉強になりました。
また講師の介護施設での体験もとても、貴重な話で参考になりました。
資格取得事態は、決められた項目を丁寧にこなすことができれば、簡単に取得できます。
ただ、最後の介護施設での研修では、志を強く持ったままの学生ばかりの教室とは違い、
実際の、要介護者と接する、介護職員の中には、これで良いのだろうかと思うような職員もいました。
きっと、人（要介護者）と人（介護者）、そして、限られた時間の中での膨大な仕事量に対しての、職員の少なさ、
これらが、その職員の志をどんどんと削いでしまったのかもしれません。
それでも、人と人、思いやりと尊敬の念だけは削いでしまってはいけないはずです。
この経験をしっかりと反面教師として、私が介護職についた時には、このことを忘れずに
志を強くもった職員になろうと思った出来事でもありました。
例えば、私のように、いつか、介護職につきたいと思わなくても、
大切な家族が、もしも、要介護者になってしまった時の為、
いつか、街中で見知らぬ要介護者の力になれるかもしれない、
そんな世の中の役に立てる素晴らしい介護職員初任者研修は素晴らしい資格です。
難しい試験はなく、ただ、教室での学習、介護施設での研修で取れる資格です。
１人でも多くの人に介護職員初任者研修の資格を取得してもらえればと思います。

 

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