介護福祉士の受験者数がなんと半分に・・・
第29回(平成29年1月29日実施)の介護福祉士の試験が終わり、受験者数と合格率が発表となりました。
過去の受験者数と合格者数の推移はこんな感じです。
引用元はこちら
まぁグラフを見てわかる通り、見事に受験者数が半分となりましたね~。ここ数年は15万人前後の方が受験されていたのですが、新制度にかわり受験者数が7万人と半減に・・・
飛び込み受験で第28回の受験者数が増えているのかなぁ・・・と思ったのですが、そうでもないですね。
しかし29回の試験からは実務者研修の資格が必須となり、それが原因で半分になってしまったのでしょうね。
まぁ厚生労働省としては介護の質を上げたいために、このような受験制度に変更したようなので、想定範囲ないだとは思いますが・・・
さて気になる合格率はこんな感じです。
今まで約60%前後の合格率がなんと今回は70%を超える結果に・・・
この結果をどう分析するかですが、厚生労働省としてはやる気のある質の高い人の受験者数が多かったという方向できっと解釈するんでしょうね。
この件に関してもとホームヘルパーとして現場で働いていた方にちょっと聞いてみました。
私もそう思います。資格がなくってもやる気のある人がたくさんいるし、逆に資格を持っている方の質が高いかといわれると。。。人それぞれですしね~
だから私は介護福祉士の受験をやめちゃったんですよ~
でもやっぱり線引きは必要なので、こういう厳しい要件をせざるを得ないんでしょうね~ってことで話は終わったんですが・・・
まぁそれにしても今後日本は人類史上初の超高齢化社会に突入します。どの国でも経験してないことなので、今後介護職員を増やしていく必要性があると思いますが、残念なことに日本の出生率も下がっているという状態。
となると外国の方たちの力を借りるしか方法はなく・・・
それを踏まえて介護福祉士の試験も英語かするという話も出ているようです。
良い方向に向かっていくといいですね。
そのためにも初任者研修の資格で満足することなく実務者研修の資格を目指していく必要はありますね。