介護の初任者研修への名称変更について

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介護の資格で、ホームヘルパー2級という資格が2013年4月から初任者研修に変わります。なぜ変わるのでしょうか。変わることによって資格を持った方へどのような影響があるのでしょうか。

 

日本は先進国の中でも高齢化が進んでいます。平日の昼間など、お店や公園や公共機関で高齢者をたくさん見かけます。高齢化が進むという事は、ニーズは多様化してきます。そこで、キャリアパスを現在よりわかりやすくし、仕事としてずっと働き続けることができる見通しを保つ為、ホームヘルパー2級という資格が初任者研修という名称に変更されました。

 

これから資格をとる方は初任者研修からスタートし、実務者研修、介護福祉士、そして認定介護福祉士というようにステップアップがわかりやすくなります。キャリアパスが整理され、このような業界で働く方での方向性が簡潔になります。資格の取り方としては、研修課程全体の時間数は、ホームヘルパー2級と同じ時間ですが、30時間あった施設実習がなくなり、その分通学で行う実技の時間が増えます。そして修了試験が必須となり、全過程修了後に筆記試験が行われます。

 

では、現在ホームヘルパー2級の資格を持っている方はどうなるのでしょうか。この資格自体2013年4月に廃止になることが決まっています。なので廃止以降は名称変更後の資格名で仕事をすることができます。ですが、変更後には講座を受けて資格取得をすることをしたほうがよいでしょう。

 

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