介護支援専門員の初任者研修
介護支援専門員の試験に合格すると初任者研修を必ず受講しなければなりません。これは毎年10月に開催される筆記試験に合格した方が資格を得るための研修を年明けより約3か月間に渡り開催されるものです。
この研修を受講される方は全員、介護支援専門員の試験に合格した方で、試験を受けた方は何らかの形て医療や福祉に5年以上携わった経験を持っています。保有資格としては医師、看護師、保健師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、社会福祉士、介護福祉士などです。
医療と福祉の分野でも様々な資格を有している方との研修となります。大きく分けると前半と後半に分けることができ、前半は講義が中心となります。朝から始まり夕方まで行われる、1日を通しての研修となります。講義形式であるため、講師による一方的な話が進められていきます。
仕事のない休日に開催されるので眠気との戦いになります。初任者研修では課題として、ケアプランの作成があります。現在勤めている勤務先で関わりのある利用者を例にして、実際にケアプランを立てる練習を行います。それを課題提出として、研修の半ば頃までに提出して、後半の演習課題としてグループワークとしてグループで持ち寄って検討を行います。グループワークは有資格の異なる方と同じグループになるように分けられています。立場の異なる方が集まることによって様々な視点で検討し合うことができます。
このような初任者研修を経て、晴れて資格者証が発行され、職務に就くことができます。
>> 介護職員初任者研修について詳しく解説しています。 <<
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