介護現場での初任者研修

現在は自宅で老人や病気による障害を抱えた人を見ることは限界があると思います。特に、核家族で近くに代わりに面倒をみてくれるひとがいなかったり、過疎化した地方で自宅でみるには限界がある場合もあると思います。そういう理由から特別養護老人ホームをはじめグループホームなど様々な施設が乱立するように建設されているのが現状だと思います。

自宅で見ることができないために施設を利用する場合、家族の希望はかなり細かいところまで要求されることも少なくないようです。入所希望者が多く空き施設を待機している人たちが多いということも聞きますが、都市によってはスムーズに入所できるところもあるようです。

そういう施設で働いている職員は介護士がメインになります。もちろん日中入所者の状態変化に対処できるようにかかりつけの医師が週に何度か回診に訪れたり、看護師が常勤として働いていますが、施設では医療よりも身の回りの世話が重要視されるため、仕事量としては看護師よりも介護士の仕事のほうが多いようです。その中で介護士もスキルアップをして業務の専門性を高めているようです。

しかし、現場ではやはり、机上での知識より現場での実践がものをいうようで、特に初任者研修の内容はその後の対応の仕方も含めて大切になります。各施設で対処の仕方や工夫していることなどがあるためそれらを含めた指導は大変なものです。自分が今までしてきたことや学んだことと違ったり新しいものを中々受け入れてもらえなったりすることも多々あるようです。しかし、一番信用され必要とされているという自負を持ってこれからも厳しい環境の中業務に従事してもらいたいと思います。

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